ELB
Elastic Load Balancing
アクセスを複数サーバーへ分散するサービス。
一言でいうと
アクセスを複数サーバーへ分散するサービス。
概要
複数のターゲットへトラフィックを分散するロードバランサーサービス。ALB、NLB、GWLBがある。
主な用途
- Webアプリの負荷分散
- Multi-AZ構成の入口
- ヘルスチェックによる異常サーバー切り離し
CLF-C02 試験ポイント
- トラフィックを複数ターゲットに分散する
- ALBはHTTP/HTTPS向け
- NLBは高性能なTCP/UDP向け
SAA-C03 試験ポイント
- ALBはパスベース・ホストベースルーティングに対応する
- ターゲットグループとヘルスチェックを設計する
- クロスゾーン負荷分散を理解する
実際の使いどころ
Elastic Load Balancing(ELB)は、受信したトラフィックを複数のターゲット(EC2 インスタンス / コンテナ / Lambda 関数 / IP アドレス)へ自動的に分散する AWS のマネージドロード バランサーサービスである。ALB(Application Load Balancer)/ NLB(Network Load Balancer)/ GWLB(Gateway Load Balancer)/ CLB(Classic Load Balancer)の 4 種類があり、レイヤーや 用途に応じて選択する。ALB は HTTP / HTTPS(レイヤー 7)向けで、パスベース・ホストベース・ HTTP ヘッダー・クエリ文字列によるルーティングに対応する。NLB は TCP / UDP / TLS (レイヤー 4)向けで、超低遅延・高スループット・固定 IP が必要なワークロードに適する。 GWLB はサードパーティ製仮想アプライアンス(ファイアウォール / IDS / IPS)の挿入に 特化したサービスで、CLB は旧世代の汎用ロードバランサーである。 代表的な構成は、複数 AZ にまたがる EC2 群の前面に ALB を配置し、Auto Scaling と組み 合わせて Web アプリケーションの高可用性とスケーラビリティを確保する形である。ALB の ターゲットグループ単位でヘルスチェックを実施し、応答しないインスタンスを自動で切り 離す。リスナーには HTTPS リスナーを設定し、ACM 証明書を関連付けて TLS 終端を ALB で 行う設計が一般的である。マイクロサービス構成では、1 つの ALB に複数のターゲット グループを紐付け、パスベースルーティングで /api を API サーバー、/static を静的 配信、それ以外を Web サーバーへ振り分ける設計が広く採用される。 試験文脈では、CLF-C02 で「トラフィックを複数サーバーに分散するサービスはどれか」 「Multi-AZ 構成で可用性を上げる入口に使うサービスはどれか」という形で出題される。 SAA-C03 では ALB / NLB の選定(HTTP/HTTPS なら ALB、超低遅延 TCP/UDP なら NLB)、 クロスゾーン負荷分散の有効化、ステッキーセッション、ターゲットグループのヘルス チェック設計、WAF / CloudFront / Route 53 との組み合わせが踏み込んで問われる。
公式ドキュメント
コスト注意点
- ロードバランサー稼働時間とLCU/NLCUで課金される
- MVPの静的サイトでは使わない
セキュリティ注意点
- HTTPSリスナーとACM証明書を利用する
- Security Groupで入口を制限する
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最終更新日:2026-06-01